Q

Q2.創設の経緯を教えてください。


A

 初代総裁・華徳法師(豊吉師)は、ある教団との出会いが縁となり先祖供養を行じておりましたが、そこでの信仰の有り様に納得できず、日々、心の痛みを募らせておりました、そこで“上申書”をしたためて直諌いたしましたが、受け入れられず「諌言虚しくば身を引く」の古諺に従うまでもなく、千代師とともに自らが志す法道をめざし、訣別するにいたりました。
 昭和19年、両祖師は戦火きびしい東京を後にし、4月8日午前8時、初代総裁の郷里である岩手県一関市に降り立ちました。そして、この歴史の息吹に満ちる地を、法華経実践の本拠と定め、両師を慕い参集した同志とともに、新たな布教活動をはじめました。のちに、広宣流布の志を抱いて一関の土を踏みしめた、昭和19年4月8日を「立教開宗の日」と宣言いたしました。


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